アソビゴエ
就職困難期の少年が専門学校にいくとこうなる②
2018年03月15日
神戸の福祉界に咲く、ノー眼鏡つるべこと、カマタショウゴです!!
皆様花粉はいかがですか~!?僕はぜっさん花粉症SAYです。昔現場で3分間に20回以上くしゃみしてて、おばあちゃんが爆笑してました。スタッフも。今思えば市販薬売ってるよ、って教えてくれたら良かったのに(笑)
さてさて、今回は実習のお話ですね。初老人ホームです!
あまりいうと場所がばれますが、その実習先というのは、学生諸君の中では『なんか主任が怖いらしい』みたいな話で、Yさんという偏屈なおじさん←失礼。偏屈なお兄さんが主任をされてました。偏屈なのは譲れませんw
いや、あの時代の老人ホームには、金髪のにいちゃんがいたり、固定観念のオンパレードの職員がいたり…
なんか虐待のニュースが先だって、イメージ悪いですが、でもいい老人ホームがたくさんあった気がします。あくまで気ですが。
で、実習先の老人ホームは、視覚障害の方で高齢者(介護が必要な方)が住まれているところでした。
もうカルチャーショックなんてもんじゃないわけですよ。
お風呂の入り方、トイレの行き方、食事の摂り方が全然違う。で、すごいおじいちゃんの話。
一部フィクションを混ぜて話しますが、その方は幼少期に目が不自由で、時代も時代で、戦後に捨てられたそうです。その後、街をさまよっている間に、気が付いたら年いってたとおっしゃってました。視覚障害っていっても、色々あって、その方は全く見えないとおっしゃってました。
で、ここからですよ。
街をさまよってるときに、ギターを拾ったようなんです。で、そのギターをずっと持ってて、なんと弦交換からチューニングまで自分でやってました。これにはショウゴボーイはビックリ仰天。
その老人ホームでは色んなことを学んでましたが、一番の学びは『漢は自分を優先せず、他人に譲れ。そっちのほうが格があがる』ってことでしょうか。
これは偏屈な主任お兄さんに言われました(笑)
これって当時の僕からしたら、とっても衝撃で、今では本気で大事にしていることです。
マンダラチャートの認定講師もしているのですが、そこに相互依存という言葉が合って、それがこれに近いかなと思います。
アソビゴエの社員も、よく『私が私が!』『僕が僕が!』という気持ちになって、利用者さんに価値観を知らずのうちに押し付けてしまし、それがサービスの質を下げるということに繋がってしまいそうになることがあります。
まだ気づくだけマシと思いますが。
そういった相互依存(アソビゴエではお互いが笑っていられる関係が100点っていうてます)を目指せれる基盤ができたのはこの時ですね。
この土台があったから、起業という道を選んだのかも。
振り返るとそんな気がします。
今回は『就職困難期の少年が専門学校にいくとこうなる②』をお送りしました~!
Posted by アソビゴエ